七夕
七夕
皐月も去り,水無月は行き,瞬く間に七夕に入ってしまった。その時々は 懸命に生きているつもりであるにも関わらず,振り返れば これといって取り立てて自慢できる事も無し。人は哀しいね・・・という拓郎の心境になる。とは言いながらも,立ち止まるわけにも行かず,歩き続けなければならない。
最近読んだ本で気になるのが,町田祥弘著作の 「内部統制の知識」という本である。簡単に言うと,これまでの企業は,会社法などの社外の法にのっとって仕事をしていけば,何を行ってもお咎めがない時代であったものが,世の複雑化に伴って,それだけではなく,企業のコンプライアンス(社内倫理)を確立して,その概念に従って企業運営をしなければ,運営責任を問われるといった内容のものである。 これは,アメリカのエンロン事件に 端を発して,資本主義社会の根本を見つめなおす体制が,アメリカでは既に出来上がり,しかも日本においても 徐々に 法体系がそのように整備されたことを指しているのである。
最近のホリエモンや不二家,ミートホープなどは,多分 この法体系を実行に移しつつある事への警鐘なのではないかと感じる。しかも重要なのは,アメリカでは,大手企業のみならず,中小企業までもその対象になってしまった経緯があることから,日本でも 多分 そのような指導がなされるのではないだろうか。
時代は確かに代わりつつあると ことあるごとに実感する。本当にバブル絶頂の時に誰かが言っていた「55年体制からの脱皮」が現実のものとして動き出している。
多分,新しい時代は 今後 5年くらいかかって確立されるのであろうが,大変な時代になったと消極的に思うのか,新たな時代の幕開けだと積極的に考えるのか,分かれるところであるが,私自身は 明治維新を策謀した坂本竜馬のように生きたいと思う。