曼荼羅の見方 1
久しぶりにマンダラのことを考えた。何年か前にマンダラについて調べたが,かなりの知識を失念し,再度 整理の意味で 書き込みたい。
マンダラは曼荼羅とも書く。仏教の密教の経典というか教えを視覚化したものである。
密教に対するものとしては顕教がある。
仏教の最終目標は,宇宙の原理を知り,智慧として生活に応用することである。そのためには様々な修行があるが,それらをわかりやすくする方法がいくつかある。
仏教として心理を理解した最初の人間は 仏陀である。仏陀は26歳ぐらいから様々な修行で解脱し,「世の真理」を極めたのであるが,その「世の真理」を体得するために,先人である仏陀に頼ろうとするのは普通の考えだ。そこで様々な機会に「世の真理」を教えてくれるのだが,仏陀の死後,そのような教えは「経典」として残った。そしてその経典などを通じて,仏陀の境地に近づきたいと考える人々の集団が「仏教徒」である。仏教とはお経などを読み,仏陀の教えを通じて仏陀に近づき,ひいては宇宙の智慧である「毘廬遮那仏」びるしゃなぶつ に到達しようとする,そういった行為が「顕教」である。つまり仏教の最終目標は「毘廬遮那仏」びるしゃなぶつ という全宇宙のバランスを保つための大いなる智慧に到達することが目標であるのだ。